完熟梅を使って白梅干しを作りました。
梅干し作りは難しそうに見えますが、工程は意外とシンプルです。
基本は次の2工程だけです。
- 梅を塩漬けにする
- 土用干し(天日に3日干す)
塩漬けは6月中旬頃、土用干しは梅雨明け後の7月下旬~8月頃に行います。
この記事では、白梅干し作りの最初の工程である「塩漬け」の方法をまとめています。
材料や下準備、実際の作り方、失敗しやすいポイントを初心者向けに紹介します。
- 作業時間:30分
- 完成まで:土用干し後すぐ
- 食べごろ:土用干し後半年ほど(味がなじみます)
- 保存期間:常温で1年以上
- 難易度:★★☆☆☆
※保存期間は塩分濃度によって変わります。
長期保存する場合は塩分15%以上が目安です。
材料

- 完熟梅 1kg
- 塩 160g(梅重量の16%)
- 保存袋(1.2Lサイズ)
今回は、常温で長期保存しやすく、失敗の少ない塩分濃度16%で作りました。
使用した道具
- IKEA イースタード 1.2Lサイズ
- 竹串
- キッチンペーパー
- ボウル
- 重し(1kg)
下準備
梅は事前に下処理をしておきます。
- 水洗いする
- ヘタを取る
- 水気をしっかり拭く
水分が残るとカビの原因になりやすいため、水気は丁寧に拭いてください。
詳しい下処理方法はこちらにまとめています。
白梅干しの作り方
1.保存袋に梅と塩を入れる

梅のなり口のくぼみに塩をすり込み、保存袋へ入れていきます。
塩をすり込むことで、傷みやすいなり口部分の雑菌を抑え、梅酢が上がりやすくなります。
すべての梅を入れたら、残りの塩もすべて袋へ入れます。

保存容器で作る場合は梅と塩を交互に重ねますが、袋の場合は後から全体になじませるため、交互に入れなくても問題ありません。
2.袋の上から軽くもむ

袋の口を閉じる前に、塩が全体に行きわたるよう袋の上から軽くもみます。
梅の表面に細かな傷がつくことで梅酢が上がりやすくなりますが、強くもみすぎると梅の皮が破れるので注意してください。
塩が全体になじんだら、できるだけ空気を抜き、平らにして袋の口を閉じます。
3.重しをして冷暗所で保存する
袋の上に重しをのせて、冷暗所で保存します。
1日に数回、袋の上下を返し、空気が入っていたら抜いてください。
梅酢が全体に行きわたりやすくなり、空気に触れる部分が減るため、カビが生えにくくなります。
塩漬け完成の目安
数日すると梅酢が上がってきます。
梅全体が梅酢に浸かる状態になれば、塩漬けの完成です。
土用干しまでは、そのまま梅酢に浸かった状態で保存します。
また、土用干しをせず、そのまま塩漬け梅として食べることもできます。
失敗しやすいポイント
梅酢が上がってこない
梅酢が早く上がるほど、腐敗リスクを減らせます。
数日経っても上がらない場合は、袋の上から軽くもんだり、上下を返す回数を増やしてください。
梅酢が出始めたら、袋全体に梅酢が行きわたるよう意識して袋を返します。
カビが生えた
水分が残っていたり、容器や道具の消毒不足が原因になりやすいです。
梅や道具の水分はしっかり取り除いてください。
袋から梅酢が漏れ出した
空気を抜くために袋を何度も開閉していると、表面にべたつきを感じることがあります。
梅酢が漏れていると感じたら清潔な容器に移し替えてください。
よくある質問
冷凍梅でも作れますか?
冷凍梅でも梅干しは作れます。
冷凍することで細胞が壊れるため、梅酢が上がりやすくなるメリットがあります。
ただし、解凍後は皮が柔らかくなるため、破れないよう注意してください。
塩を減らしても大丈夫?
塩を減らして作ることは可能ですが、腐敗や発酵のリスクが高まります。
また、保存性も下がるので長期保存や常温保存には向きません。
初めて作る時は15%以上で作り、慣れてきたら少しずつ減らしていくのがおすすめです。
※常温で長期保存する場合は、塩分15%以上が目安です。
まとめ
梅干し作りは難しそうに見えますが、工程自体はシンプルです。
特に大切なのは「梅酢を早く上げること」です。
梅酢がしっかり上がれば、失敗しにくくなります。

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